さて、今回は私がどのようにweb制作の営業を進めて行ったのか…というお話をしようと思います!
どんな学習をしていたのかはこちらの記事をお読みください。
web制作やwebデザインを必死で学習しているものの、『いざ!仕事をとりにいくぞ!』となると、急に不安になりますよね…。
私ももちろんその1人。
なんなら本当に仕事になるのか?どこで仕事をとるの?ネットで見かけるお仕事取れてるwebフリーランスの人って何か特別なのでは…?!なんて考えちゃってました。
でもフリーランスでやっていくなら営業は必須。
学習はしているものの、
✔︎どう営業したら良いか全くわからない!
✔︎なんだか怖い!!
という方に向けて書いていきたいと思います。
この記事を読んで目指すところ
WEB制作に関して、いろんなお仕事の取り方があると思います。
大きく分けて以下3つ
1:クラウドソーシングからお仕事を受注(クラウドワークス・ココナラ・ランサーズなど)
2:知人のHPを作ったり、紹介など
3:制作会社へメール営業をして業務委託でお仕事を受注
もちろんもっと細かく言えば色んなお仕事の取り方があると思いますのでが、
今回はあくまでも私が行ったことをご紹介します!
そのためこの記事では「3:制作会社へメール営業をして業務委託でお仕事を受注」について書いていきます。
営業スタート時の私の状況
学習を進めていると、
すればするほど自信がなくなったり、
まだ営業するにはスキルが足りないのでは?と
心配になる方も多くいると思います。
私も自分のスキルに満足できず、営業にうつるの怖い!!とずっと思っていました。
私が実際に営業をスタートした時のスキル感は以下です!(コーダーとして)
✔︎HTML/CSSでデザインカンプからのコーディングができる(でもCSS設計がきちんとできているか、というのはまだ自信がなかったです。)
✔︎JavaScriptやjQueryなどは調べながら実装はできるかな?といったレベル感
✔︎WordpressはWordpressの教科書1周、デイトラ上級編まで一通り実装しただけ
✔︎ポートフォリオサイトはWordpressのSnow Monkeyを使用してサクッと作ったもののみ
✔︎営業時に見せる「制作実績」も静的サイトのみでWordpressまで実装したものは無し
✔︎codeUpsは受講済み
※codeUpsとデイトラについてはこちらの記事で紹介しております
ちなみに、私の生活の状況は
✔︎核家族(親族は新幹線で2時間以上の距離)
✔︎待機児童の1歳8ヶ月の息子が1日中家にいる
という状況でした。(営業スタートして2ヶ月後に息子は無事保育園に入れました!)
この状況を営業スタートするには「早い」「遅い」と感じるのは人それぞれだと思いますが、私としてはこの時点で営業に踏み切ってよかったなぁと感じています。
コーダーの営業スタートおすすめ時期(スキル)
前述で私の状況をご紹介しました。
では、実際に「コーダーの営業を始めるのにおすすめのタイミングはいつなのか?」
あくまで私自身の考えと、
周りのコーダーとして活動している方の傾向を見てきた中での考えをご紹介したいと思います。
以下のレベル・学習段階になったら営業スタートしてOKだと思っています。
✔︎デザインカンプからHTML/CSSで静的コーディングが可能
✔︎JavaScriptやjQueryは調べながら実装できる(コピペでOK)
✔︎Wordpressのオリジナルテーマを、教材でも良いので1回は作成したことがある(カスタム投稿やカスタムフィールドも含む。)
まとめると、
HTML/CSSのコーディングでデザインを再現でき、Wordpressはオリジナルテーマでカスタム投稿やカスタムフィールドを含んだサイトを1回でも(教材でも)制作したことがあり、おおよその設定方法は把握している。
(こうゆう機能があるんだなぁ〜テンプレート階層があるんだなぁ〜というのが分かっている程度でも○)
私の使用していた教材で言うと、デイトラの上級編を1回もしくはcodeUpsのWordpress実装まで1回したことがある。
ここまで学習段階がいったら、私は営業に入って良いかと思います。
WordPress学習前で、静的コーディングのみでも営業に入っても良いかもしれませんが、
やはりお仕事の依頼の幅や制作会社とお仕事をしたいと考えると
WordPressまでの学習は必要かなと私は考えています。
(実際、私はお仕事の半分くらいはWordpress案件です、今のところ)
またオリジナルテーマのWordpressを制作したことがあると、
テンプレートのカスタマイズ・修正のみのお仕事も対応しやすいと思っています。
簡易なお仕事でも構造がわかっているのといないのとでは大きな違いがあると考えています。
営業に移る際に大事なこと
さて、スキル面でおすすめの時期を提示しましたが、
ただ、ここで重要なのは
HTML/CSSのコーディングが完璧に理解していなくては・・・
JavaScriptやjQueryを‘自分’で実装できるようにならなくては・・・
WordPressを完璧に理解しなくては・・・!
とならなくて良いよ!!という事です。
もちろんお仕事で依頼を受けた際にデザインをしっかり再現し、
要件定義通りにアニメーションの実装やWordpressの設定は必須です。
これはお仕事としてお受けするにあたり、当たり前ですよね!
もしお仕事をお受けしてわからないことがあれば、
有料でもいいからプロの方に知識を学びにいく
など「絶対に自分で解決する」
もしくは調べても無理な定義の場合
先方に「相談」したり「代替案を提案する」などして解決する。
と言ったように
必ずお仕事として納品できるようにする意識・マインドが大事なわけであって、
初めから完璧なレベルに持っていかねばならないとは思わなくていい。
ということです。
いや、むしろ完璧を目指したらとずっと営業なんてできない!
お仕事をしていて思うのですが、
学習していた時と全く同じ内容なんて無い
毎回何かしら「ん?」という場面があることの方が多い
実案件ほどスキルアップするものはない!
ということ。
WordPressに関しても私が営業時に
「オリジナルテーマできます!カスタム投稿やカスタムフィールドなどもお受けできます」
と言っていましたが、
実案件をして、やっと理解ができたな、深まったなぁ、
と感じています。
ちなみに私の初案件は
かなり重ためのWordpress案件でした!
デザインもかなり難しく、コーディングでも苦戦、
WordPress設定もかなり難易度が高く、後からWordpress専門の方が
そのサイトを見て、「いや、初案件これはきついね!」と仰ってました・・・(笑)
その時はかなり苦しかったのですが、
早朝も深夜もとにかく必死で納期に間に合うようにしました!
(おまけに単価も安かったですよ〜!笑)
でも、その実案件のおかげでその後のWordpress案件がだいぶ怖くなくなりました!
やはり、実務に勝る学びはない!と思っています。
ママにおすすめ?!メール営業を私が選んだ理由
さて、スキル面(+メンタル面)での不安取り除きたくて前置きが長くなりました・・・
はじめに色んなお仕事の取り方があるよねと書きましたが、
私がメール営業で直接制作会社様やマーケティング会社様などとお仕事を
しようと思った1番の理由は以下です。
子育て中なのでクライアントワークはせず、コーディング・構築部分のお仕事だけをお受けしたかった
という点です!
CS(クラウドソーシング)などで、いわゆる※エンド営業をすると高単価受注などもできるかもしれませんが、
クライアントワークをしっかり行っていく必要があり、(どんなサイトにするか?などの要件定義〜納期などのスケジュール、先方にもお願いしたい情報などのやりとり・・・)
子育て中の私にとって
そこまでお客様の対応ができるかどうかまだ不安でした。
(※エンド営業とは・・・エンドクライアント=Webサイトを制作したい中小企業やサービス業・個人からお仕事を制作会社などを通さず直接お仕事のご依頼を受ける)
なので、
制作会社様やマーケティング会社様の方で「お客様も要件定義もスケジューリングも決まっている」案件のコーディング(構築)部分を業務委託していただく
というスタイルが私にとってはまずは仕事としていいのではと思いました!
もちろんここでは
制作会社様の求めるスキル感や納期のスピード感、
デザイナーさんやディレクターの方とのやりとりや雰囲気、
単価感も全て会社様によりけりではあります!
もちろん制作会社様とのミーティングややりとりなどはしっかり行う必要があります!
ただ、「サイトが欲しいけどWEBのことわからんわ〜」というお客様の
全てをリードして制作にあたるよりは私にとって業務委託の方が良かった
というところです。
(※CSでも制作会社様などからのお仕事も掲載されています!なのでCSで制作会社様を探すのももちろんありだと思います!)
実際にどうやるの?メール営業のやり方を簡単に解説!
さて、実際にどう営業するのか…?
ということを簡単に説明します!
ずばり…
●web幹事やGoogle検索にてweb制作会社やマーケティング会社を検索する
●その企業様のHPに飛んで、メールアドレスもしくはお問い合わせフォームより営業文を送付
以上です!
そうなんです、普通に検索して、業務委託しませんか?というメールを送るだけ。完!
とはいえ・・・もう少し詳しく流れを言いますね!笑
私はまず、web幹事や『●●市(住んでる地域) web 制作会社』などといった検索をして出てきた会社のhpを見る
⬇︎
制作実績やサービス内容をみて、自分が業務委託できるようなサービスや業務を行っている会社なのか確認
⬇︎
採用ページもざっとみてみる(ここでコーダー募集や委託先募集などあったらさらによし!でも無くてもよし!)
※たまに、業務委託の営業を一切受け付けませんと強めに書かれている会社様もあります。なのでその場合は営業しないようにしています
⬇︎
ざっと企業理念や社風なども確認
⬇︎
営業先リストに
社名、サイトURL、連絡先、理念をリストアップ
⬇︎
リストを作ったら
毎朝そのリストからがんがん営業メールを送る
(私はある程度、企業様毎に内容を変えたりしていました)
私は、
自身がどんな内容でメールを送ったのか、
返信が来たか来てないか、
また時間経って改めて営業かけるのかなどを
リスト化したかったので、
営業リストを作っていましたが、
正直リストを作らなくても検索したらその場でどんどん営業をかけても良いかな?と思います。
ここで大事なのは・・・
返信が来ないのが当たり前!落ち込まない!!
です!
Google検索でちょっと調べてみると、メール営業の返信率は
業界や業種によりますが、0.1〜2%くらいだそうです。
100通送って2通返ってきたら良い方!
大事なのは、もし返信が来ない場合は
このように少し見直したり検証したり改善することは必要かな?と思います!
私も初めのメールからどんどんブラッシュアップしていき、
返信率も2〜4%くらいから8%まで平均持っていくことができました。
(世の中にはもっともっと10%や20%超える返信率の方もいますが、そのすごい方達は少数派です!安心してください!笑)
営業はタイミングや運も大いにある!だから落ち込まないで
数撃ってどんどん進めていく!
という気持ちでいると、落ち込まなくていいかな?と思います!
CS(クラウドソーシング)とメール営業、結局どっちがいいの?
結論・・・・
どちらでもいい
と思います!(笑)
仕事のイメージがつかないなぁ〜という方は、まずは
クラウドソーシングでどんなお仕事が募集されているのか、
その募集に対してどんな応募があるのか・・・などみて仕事を想像してみてもいいと思います。
✔︎クラウドソーシングのいいところは、
仕事をそこ(CSの自身のアカウント)でとっていくと
実績として積み上がっていき(アカウントが育っていき)、
信頼の積み上げによって財産になる=お仕事が受注しやすくなる
という点があると思います。実績を積み上げていけば、
「待ちの営業」=応募せずとも仕事のご依頼をいただける
ということもゆくゆくは可能です!
手数料を取られてしまう、単発で終わってしまうお仕事も多いというのも特徴としてあるかもしれません。
✔︎メール営業で相性の良い制作会社様と繋がることができると
定期的にお仕事をいただけたり、何ヶ月・何年もお仕事を一緒にできる、
スキルアップや場合によっては社員の方と幅広いお仕事をさせてもらったり・・・
絶対というものは無いですが、定期的にお仕事をいただける制作会社様と
数社繋がるとかなり安定した収入になる。
という利点があると思います!
デメリットは、相性の良い会社様と繋がるためにもそれなりの根気は必要かな・・・というところ。
(あと、委託していただける案件の頻度もやはり会社様によりけり!なので数社と繋がるのを目標にした方が安定しやすいです)
一番の理想は両方をうまく使い分ける。
なので、私もそろそろクラウドソーシング挑戦したいと思います!(笑)
挑戦した際はまたレポートしたいと思います!
まずは一歩、前に進む
今回一番言いたいのは、
「まずは一歩進める」
学習をある程度進ませたなら、
次なるステップである営業を「ひとまず」してみる!
営業活動を一歩進めると、
次は面談、
その次は実際にお仕事!
となっていきます。
新しい階段を徐々に登っていくことが一番大事だなと思います。
新しい階段を登ると不思議と「次の」悩みや行動が出てきて
「営業を躊躇」していたことなんてすっかり忘れてしまいますょ。
お仕事として学んできたことをアウトプットすると、
一気にスキルも加速します!これはもう間違い無いです!!
そしてその時にさらに磨きたいな・・・と思うところが出てきて、
インプットとアウトプットを繰り返していきながら
プロになっていくんだと思います。
私も今ではお仕事としてWEB制作を行っていますが、
ほんの1年半ちょっと前までは「仕事になるなんて想像つかない・・・」と
思っていました。
でも、営業に踏み出してからは一気に走り抜けていった気がします。
もし、心配なことなどあればTwitterからDMなどお気軽にください♪
(返信に少しお時間いただくかもしれませんが・・・)
誰かのほんの少しでもお役に立てれば幸いです♪