私のメール営業で考えること~テンプレじゃないメールの本質とは?!~

今回お話するのは「Web制作会社へのメール営業について」です!

WEB制作やWEBデザインを学んだあとは必ず「営業」というフェーズがやってくると思います。
その営業方法は様々。

●直接知り合いのサイトを制作する

●クラウドソーシングサービスを利用してお仕事を受注する

●制作会社やコンサル会社などに直接メール営業する。

などなど・・・

私は3つ目の制作会社へのメール営業を中心にお仕事を獲得してきました。

「未経験・実務経験ゼロからメール営業2週間強で6社」と繋がったことをきっかけに、現在コミュニティ内にて「営業メールの添削」を担当させていただいております。

半年以上、50名以上のメールを添削してきた中で、感じたことを今回は書いていこうと思います。

目次

私のメール営業

私がメール営業を始めたのは2022年2月~。
営業スタートして2~3週間のうちに約250社ほど一気にメール営業しました。
(そのあともちょこちょこ営業は継続しています!)

私のメール営業の内容や結果はというと・・・

初めはメール営業方法をBLOGで発信されていた方のメール内容を「結構まるパクリ」して送信していました。
(良い言い方するとしたら先人のTTP!)

ビギナーズラック的に面談や契約につながることがありましたが、
正直、初めの1週間は思ったように結果が出ませんでした

そこでなぜ結果が出ないのか、改めてメールを見直しました。
メールの内容を改善してからは、
✔好印象のまま面談となり、
✔契約につながるように

なってきました。

そのとき意識したのは
受け取り側が「テンプレ」と感じない
メールにすること。

✔未経験でもお仕事したいと思ってもらえる安心感を与える
何よりも相手が読みやすく、相手が知りたい情報をどこに書いてるかすぐわかるように

ここを意識してメールを作成。

WEB制作の実務経験ない・・・でも社会人として「私オリジナルの」今までの積み上げてきたもの強みは何かしらあるはず!
でも、先方も大切なクライアント様のお仕事を委託するのは慎重になるの当たり前であるということも踏まえる。

このどちらもしっかり頭に入れて、いくつかメールのパターンを作るように改善していきました。

実際に契約した会社様からは

「テンプレートのメールは全て見ない、でもあなたのメールはテンプレメールじゃないと思ったから」

「メールが丁寧だったから、お仕事お任せできると思った」

「社内のコーダーもこの人とならお仕事したいと言ったから」

などといったコメントを頂くことができました。
(ありがたい!)

テンプレってだめなの??

さて、前述の制作会社様からのコメントで「テンプレメールは全て見ない」とあったように、
WEB制作の営業で
「テンプレメールは読まれない」
というのは現在、結構当たり前の情報になっていると思います。

制作会社の方からしたら、
明らかに「その会社の業務や理念やお仕事内容を把握せずに、無差別的にメールを送信してきたもの」だと「一緒に仕事したいと思われない」よ、というところ。
(もちろん会社様の方針によると思いますが)

だから
「テンプレメール」は辞めようね、
と言われている。

じゃぁ、実際・・・

「テンプレってだめなの?」
「1通1通毎回メール内容変えるの??!」

ってなりますよね。

もちろん何百社と送るときは「1通1通、時間をかけて書く」というのは現実的ではない。
というより無理!

だから
●テンプレとは思われない様に書く
●オリジナル感をだす

という点をいかに強化するか。

そう、【テンプレではない自分のメールテンプレートを作成】するという方法を
とることが有効だと思っています。

テンプレじゃないメール・・・の落とし穴??!

さてさて、前置きが長くなりましたが・・・「テンプレじゃないメール」とは?

✔インパクトのあるメールタイトルにする

✔メール冒頭にオリジナルの先方への想いを伝える

✔今までの経歴や評価を書く

✔実績や自己紹介のスライドURLも記載する

などなど・・・様々工夫出来ることがあると思います。

50人以上のメールを見てきて、みんなこのあたりを意識したり工夫しようとしているのがしっかりと分かりました!

ただ、そんな中で気になることも多々・・・

それは、

「オリジナル感を出す!」「テンプレと思われないように」「自分の事を知ってもらう!」

ということを意識しすぎて、

もしくは

そのことだけに目が行ってしまい、

「相手目線で考えたメール」ではなくなってしまっているというところ。

簡潔に言うと(厳しく言うと)
「自分よがり」

フリーランスとしてやっていくならば、提携先やお仕事を依頼してくださる方を増やさないといけないのはあたりまえですよね。「返信率」「面談化率」「契約率」「受注率」というのをいかにあげていくのか、数値をしっかり見ていくのは必須!

だからこそ、どうしても「メールでアピールして契約」するということに目が向きがち。

ただ、「何のためにメールを送っているのか」という原点に戻ることが必要だなと、
何人ものメールを見ていて改めて感じたのです。

本題!テンプレじゃないメール・・・その本質は?

ここまで偉そうなことを書いてきましたが、私ももちろん初めから出来ていたわけではありません!(笑)💦

私が改めて自分の営業メールなどの内容を見返すきっかけになったのが2回ほどあります。

1回目は、面談対策でメンターなどされていた方の

「まぁ、彼女とか彼氏とかじゃないから、そんな趣味とか知らんしって思うよね、」

といった言葉。
(文章だけみるとキツく感じるかもしれませんが、優しい口調で話されてましたよ!(笑))

2回目は私のメールを添削してくださった方から頂いたメッセージ。

「悩んだときは原点にもどったら大丈夫ですよ。読んでもらおうというのは自分目線。喜んでもらえる言い回しや、分かりやすい構成は相手目線。「どうしたら返信が来るか?」にフォーカスしがちですが、結局のところ相手に喜んでもらえることを突き詰めて考えると返信率が上がってきます」

本当にこの言葉に全てが集約されているなと思っています!

原点に返って考えると・・・・

まず「コーディング」や「デザイン」で人手が欲しいと考えている企業様がいる

営業メールやクラウドソーシングなどで良い人がいないか探す

お仕事依頼しても良いかもしれない人がいる

面談をして、「スキル感」や「条件など」がお互いマッチしたら今後一緒にお仕事しましょう

求めているスキル感や「条件(価格・稼働時間など)」がお互いマッチしなかったら、また別の方を探す・・・・

ただ、これだけだと思います。

「お互いがマッチするか、しないか」

マッチしなかったらお互いが苦しむだけです。(費用感が合わずに請け負ってしまった場合は請け負った方が疲弊したり、スキルのミスマッチで案件が炎上してしまったり、納期が遅れたり・・・・などなど)

そのためにお互いマッチするかどうか、マッチする人を探すためにまず「メール」を見て判断されるというところ。

相手(営業先)が知りたい情報をいかに分かりやすく構成し、書いていくか。
ここを大切にするとおのずと営業する側の自分にとっても良い(お互いマッチする契約先が見つかる)ということです。

もう一つの『趣味とか知らんし』という言葉も、
『じょあ趣味とか今までの経歴とか書いちゃだめなのか?』ということではなく、
これも『私のことを知って欲しいから書く』のではなく
『相手にとってポイントになるかもしれない情報を提示する』といった意識が必要だということだと思います。

私も営業用のスライドには『趣味』や今までの『少し変わった経歴』などを小さく書いてます。
何かフックがひっかかるかもしれない、
もしくは相手にとってプラスになるかもしれない

という意識で書いています。

要は
『書いている文章(メール)に、自分なりの意図や想いや理由をきちんと説明できるか』ということがポイントだと思ってます。

例えば営業メールのノウハウを見て、それをただただ真似して書くのではなく、
そのノウハウのその書き方の真意を改めて考えて、自分なりのメールを書くことが大切だと思っています。

まとめ

具体例など無しで文章だけで説明したので少し抽象的で分かりにくかったかもしれません。
ただ今回のこのお話は、営業メールだけでなく色んなお仕事や人付き合いにも通ずることだと感じています。

「相手に喜んでもらえることを突き詰めると自分にも返ってくる」

とっても響きますよね・・・
ついつい結果や数値を追っていってしまうと忘れがちになったり、優先順位が変わってしまいがちだなぁと、
この記事を綴りながら振り返っていました。

私も改めて営業も仕事もこのことを忘れずに心がけていきたいと思っている今日この頃です!

私もまだまだ日々精進!
ちょっとでもヒントや役に立ちましたら幸いです♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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